R.E.M.が解散しました。第一報を聞いてひっくり返り、公式サイトにアップされたメンバーのコメントを読んで「R.E.M.らしいな」と思い、偉大なバンドの健全な最後に有終の美を感じつつ、いちファンとしてやっぱり寂しさも拭えない――色々な考えが頭の中を駆け巡って、整理がついてない状況ですが、とりあえず拙速で公式サイトの解散声明文を翻訳しました。一つ一つ英語を日本語に置き換えながらコメントを読んでいくことで、混乱した気持ちも少しだけ落ちつけた気がします。
なにはともあれ――お疲れ様、R.E.M.。
R.E.M. CALL IT A DAY (UPDATED WITH BAND MEMBERS' COMMENTS)
「僕らのファンそして友人たちへ――R.E.M.として、生涯の友また共犯者として、僕らはこの日をバンドとしての最後の日にすると決めた。これ以上ない感謝の念、全てを終えたという感慨、そして自分たちが成し遂げたことへの驚嘆を抱きながら、僕らは去ろう。僕らの音楽に心を震わせてくれた全ての人々へ――聴いてくれて本当に、心の底から、ありがとう」
R.E.M.
それぞれの言葉――何故今かというのもメンバー全員理解の上で。
マイク・ミルズ
「最新のツアーの最中に、あるいは『Collapse Into Now』の制作中や往年の大ヒット曲の数々をまとめ上げている最中、僕らは自身に問い始めた、「さて、次は何を?」。30年を超える年月に蓄積された音楽や思い出を振り返るのは、まったく大変な道程だった。そして僕らは気がついた、それらの曲たちが、これまでの31年に渡る共同作業に、自然とけじめをつけていることを。
僕らはいつも、正真正銘文字どおりの意味でバンドだった。お互いに対する真の愛情と尊敬を備えた仲間だ。その意味では僕らは一種のパイオニアでもあったように思う――そこに不和はなかったし、諍いも、もちろん弁護士を立ててのいがみ合いなんてのも。僕らは友好的に、またお互いの心中に秘めた思いも明らかにした上で、この決断を一緒に決めた。今こそまさにその時なんだ」
マイケル・スタイプ
「賢者曰く――"パーティに出席する時のコツは、いつ去るべきかを知っていることだ"。僕らはとんでもないものを一緒に作り上げた。僕らは確かにこの仕事を成し遂げたんだ。そして今、その全てに僕らは別れを告げようと思う。
この決断が決して簡単なものではなかったこと、ファンの皆も理解してくれると嬉しい――何事にも終わりがある、そして僕らはそれをあるべき形で、そして自分たちのやり方で、幕を引きたかったんだ。
31年もの間、僕らがR.E.M.として在ることを支えてくれた全ての人々には、感謝してもしきれない……僕らにやりたい放題を許してくれたみんなに、心の底からの感謝を。本当に素晴らしかった」
ピーター・バック
「R.E.M.をやっていていつも嬉しかったことの一つ、それはファンが僕ら自身と同じくらいに僕らのレコードや曲を大事に思ってくれたという事実だ。君たちファンのそういった思いが、昔からそして今も、僕らにとって正しいことを成す時の指針になっている。君たちの人生のかけがえない一部になれたことは、信じられないほど素晴らしい、まさに天からの贈り物だ。ありがとう。
マイク、マイケル、ビル、バーティス、そして僕は、お互い素晴らしい友人どうしとして別れを告げるんだ。いつかまた彼らに出逢うこともあるだろうな、もちろん僕らを長年理解しそして支えてくれた皆だってそうさ。たとえそれが君の住んでる近くのレコード店の売り場って形に過ぎなくてもさ、あるいはクラブの後部席で立ちつくしているところかもね――19歳のグループが、世界を変えようとしてるところを目にしながら」
最近のコメント